Vol.5 最終仕様 決定

いよいよ、AT用PECSの仕様を決めます。

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ノーマルのフィルター(クーパーズ製)の直径約71mm。

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PECSで採用する強化型フィルターケースの内径が約75mm。

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ノーマルのフィルターはこんな感じでフィルターケースに入ってます。

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フィルターケースに入れてみた断面はこんな感じ。
外側の赤い矢印の隙間からオイルが入ってフィルターを通ってから中央の穴から出てきます。

ノーマルフィルターの場合、フィルターとフィルターケースの間隔が約2mm(強化ケース使用の場合)。
狭いように見えますが、フィルターヘッドのオイル流入パイプの直径は14mmに対して
その断面積は2倍以上なので十分と言えば十分なのですが。

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PECSでもその流れは同じです。
広いところから狭いところに入り込む時、同じ断面積でも抵抗は増えそうなので、

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PECSは、フィルターケースの入口の整流プレートを
直径68mmにして隙間を3.5mmまで広げます。

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そして通過抵抗には一番影響のあるステンメッシュは、
バルブボディの一番狭い約1mmの通路への詰まり防止が目的なので
0.385mmから最終妥協点である0.6mmの目開きに変更して通過抵抗を下げます。

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そしてメッシュは面積を稼ぐためにプロトタイプより延長してメッシュの有効長さ80mmにします。
これで、メッシュはプロトタイプの3.5倍の通過断面積を確保しました。

こうして出来ました、最終仕様。

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PECSのコア部分。
ステンメッシュの表面積を広げるために本体も長くなっています。

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左がメッシュ型の1号機、 右が最終仕様。
40mm長くなってます。
メッシュは通過抵抗を減らすために0.6mmに変更。

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こんな感じで、強化ケースの中に納まります。
特注の強化ケースは全長140mmで、ノーマルより34mmショートタイプです。

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これで製品化決定です。

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