PECS Q&A

PECS(磁力型オイルフィルター)とは?

オイルの中でもエンジン・ミッション内で金属同士が触れる部分では、必ず一次摩耗がおこり、極々小さな摩耗粉が発生します。
その30ミクロン以下の摩耗粉はペーパーオイルフィルターを通り抜け、二次摩耗・三次摩耗を引き起こします。
この二次摩耗・三次摩耗が発生する際に、摩耗粉が高熱を発生させオイルが劣化してしまいます。
PECSは、二次摩耗・三次摩耗が発生する前に、一次摩耗で出た30ミクロン以下の摩耗粉を捕捉して、オイルの劣化を防ぐという機能を備えた「磁力型オイルフィルター」です。

PECSの構造は?

PECSは強力な磁石と、いくつかのオイル通路の穴が開いた構造になっていて、オイルの通過抵抗は紙フィルターに比べると格段に少なくなります。
オイルは、磁石に挟まれた部分の5mm四方ほどのいくつもの穴を通るときに、強力な磁力線の中を通過します。
隣り合う磁石は、N⇔N 、S⇔Sのように反発しあうように組み合わされ、摩耗粉は磁石側に吸着されます。この構造によって、摩耗粉がどんなに小さくても捕捉できるのです。

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磁石で捕捉できないアルミ・銅はPECSを通過してしまうと思うのですが?

エンジン・ミッション内で摩擦による摩耗粉が発生した時に、アルミ・銅は静電気を帯びます。
そしてオイルは非電導体で電気を通さないので、帯電したままオイルの中を浮遊します。従って、PECSの磁石で捕捉できます。
またほとんどの場合、アルミ・銅が摩耗させられる相手は鉄なので、擦られた際には鉄と溶着した状態で浮遊します。この場合もPECSの磁石で捕捉できます。

PECSを付けることで油温に変化はありますか?

PECSの効果で金属同士の二次摩耗・三次摩耗を抑えることで発熱の原因の1つが減り、油温の上昇を防ぐ効果があります。

PECSを付ければオイル交換のサイクルを延ばすことができますか?

二次摩耗・三次磨耗を防ぐことによって、オイルの劣化そのものを遅らせることができます。交換サイクルを伸ばせるクラシックMINIもございます。
しかし、メカクリアランスの多いMINIの場合、燃料希釈による粘度低下を防ぐことができないので、その場合は従来どおりのサイクルでオイル交換をおすすめします。

PECSはメンテナンス不要なのですか?

フィルターの交換は必要ありませんが、30,000kmを目安に分解して磁石に付いた磨耗粉をふき取ってください。

PECSの効果が認められないのですが。

PECSの効果が認められない場合、半年間返品OKです。詳細はお問い合わせください。

PECSに保証はあるのですか?

通常の範囲でご使用いただいた場合、使用期間3年または走行距離100,000km以内を保証します。詳細はお問い合わせください。

ペンシル型PECSはノーマルのペーパーフィルターと組み合わせて使用することもできますか?

ペンシル型PECSは、ノーマルのペーパーフィルターと組み合わせることも可能です。
しかし、ペーパーフィルターでは通過抵抗が大きいため、オイルの低温時や高粘度オイルを使用した時、フィルターの通過抵抗だけでリリーフバルブが開き、オイルがPECSを通過しないことも考えられます。
PECSのメリットは、通過抵抗が極端に少ないことでリリーフバルブは必要無くなり、オイルが必ずPECSを通過して摩耗粉を捕捉することにありますので、フィルターは通過抵抗の低いステンメッシュフィルターとの併用をお勧めします。